イーロン・マスク氏の純資産が木曜日、ビットコイン全体の時価総額を上回り、1.4兆ドルに達した。これは、SpaceXの歴史的な新規株式公開(IPO)により同社株が急騰したためだ。CoinGeckoのデータによると、この節目の時点でビットコインの時価総額は1.31兆ドルであり、一人の個人の資産が世界最大の暗号通貨よりも価値を持つこととなった。
1017億ドルの1日
マスク氏は1回の取引セッションで純資産を1017億ドル増やし、7.91%の上昇を記録した。きっかけは史上最大のIPOとなったSpaceXの上場である。同宇宙企業の株式(ティッカーシンボル:SPCX)は初日に時価総額2.2兆ドルに達した。その後さらに上昇し、同社の評価額は2.8兆ドル近くにまで押し上げられた。マスク氏はSpaceXの約42%を保有しており、このIPOは直接的な富のロケットとなった。
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マスク氏の1.4兆ドルの資産は、ラリー・ペイジ(3000億ドル)、サーゲイ・ブリン(2773億ドル)、ジェフ・ベゾス(2565億ドル)、ラリー・エリソン(2427億ドル)の合計をも上回る。参考までに、不動産投資家のグラント・カードン氏は、マスク氏が過去24時間で稼いだ金額は、ウォーレン・バフェット氏が生涯で稼いだ額を超えると述べている。
ビットコインの史上最高時価総額は2025年10月の約2.5兆ドルであり、マスク氏の資産は暗号資産のピークを超えてはいない。しかし、この象徴的な逆転は、SpaceXのような単一企業が記録的な評価額で上場した場合、価値がどれほど集中し得るかを示すものである。
持続するか?
この節目は一時的なものかもしれない。ビットコインの価格は変動しやすく、IPOの熱狂が冷めるにつれてSPCX株が下落する可能性もある。株式市場全体のセンチメントも変わる可能性がある。今のところ、マスク氏が優位に立っているが、暗号資産市場では1.4兆ドルが現れたのと同じ速さで消え去ることもあり得る。




