Blockは、Cash Appユーザー向けにステーブルコイン機能の展開を開始した。現在、約4人に1人、つまり約1500万人が既に利用可能で、同社は今週末までにCash Appの約6000万人全ユーザーがアクセスできるようにする計画だ。
段階的な展開の詳細
ステーブルコイン機能は段階的にリリースされている。現時点では、Cash Appアカウントの25%でこのオプションが有効になっている。Blockはなぜ段階的アプローチを選んだのか明らかにしていないが、段階的なリリースにより、全ユーザーに公開する前にシステムをテストすることができる。
完全な利用可能は週末までに予定されている。まだ機能が表示されないユーザーは、数日後に再度確認してほしい。
ステーブルコインの機能
このステーブルコインはCash App内で動作するように設計されており、ユーザーは米ドルに1対1でペッグされたデジタル通貨を送金・保有できる。Blockはどのブロックチェーンを使用しているか、またどのステーブルコイン規格に準拠しているかは開示していない。同社は長年暗号資産機能を模索してきたが、アプリの大規模なユーザーベース向けに直接ステーブルコインを統合するのは今回が初めてとなる。
Cash Appは既にP2P決済、株式取引、ビットコイン購入のハブとなっている。ステーブルコインを追加することで、ユーザーはビットコインのような変動性や銀行振込のような手間をかけずに価値を移動できるようになる。Blockにとっては、アプリ内でより広範な金融エコシステムを構築するためのさらなる一歩となる。
このタイミングは注目に値する。米国ではステーブルコインに対する規制当局の注目が高まっているが、Blockはそれでも展開を進めている。同社は規制当局の承認を得たかどうか、あるいは既存の送金ライセンスの下で運営しているかどうかについては明らかにしていない。
未解決の疑問の一つは、このステーブルコインがCash Appの既存のビットコインウォレットとどのように連携するかだ。ユーザーは既にアプリ内でビットコインの売買・送金が可能である。ステーブルコインは暗号資産取引のオンランプまたはオフランプとして機能する可能性があるが、Blockは統合の詳細を明らかにしていない。
現時点では、この展開がニュースだ。週末までに、すべてのCash Appユーザーがステーブルコインを利用できるようになる。ユーザーがそれをどう活用するか、そして規制当局がどう対応するかは、後日明らかになるだろう。




