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Elliptic、ナスダック・ベンチャーズとドイツ銀行が支援するシリーズDで1億2000万ドルを調達

Elliptic、ナスダック・ベンチャーズとドイツ銀行が支援するシリーズDで1億2000万ドルを調達

ブロックチェーン監視企業Ellipticは、シリーズDの資金調達ラウンドで1億2000万ドルをクローズしたと、同社が火曜日に発表した。このラウンドは成長株式投資ファームのOne Peakが主導し、ナスダック・ベンチャーズ、ドイツ銀行、英国ビジネス銀行が注目すべき参加者として名を連ねた。Ellipticは、新たな資金を活用して暗号資産ビジネスや金融機関向けのAI駆動型コンプライアンスソリューションの開発を加速する計画だ。

Ellipticを支援する企業とその重要性

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欧州のテクノロジー成長投資家であるOne Peakがこのラウンドを主導した。それだけでもEllipticの軌道に対する信頼を示している。しかし、ナスダック・ベンチャーズとドイツ銀行の参加は、さらに別のレベルの裏付けを加える。両社は、暗号資産インフラに慎重に足を踏み入れている伝統的な金融大手だ。政府系金融機関である英国ビジネス銀行も出資しており、ブロックチェーンコンプライアンス技術に対する公的部門からの珍しい賭けとなっている。

Ellipticの中核事業は、暗号資産の取引監視、ウォレットスクリーニング、リスクインテリジェンスである。顧客は取引所やカストディアンから規制当局や法執行機関まで多岐にわたる。同社は長年にわたり、しばしば混沌とした暗号資産の世界とルールベースの機関金融の架け橋としての立場を築いてきた。

資金の使途

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Ellipticによれば、シリーズDの調達資金の大部分は、コンプライアンスを目的とした新しい人工知能(AI)と機械学習機能の開発に充てられる。その主張は、暗号資産の普及が進み、規制当局の監視が強化されるにつれて、手動のレビュープロセスでは対応できなくなるというものだ。不審な活動、制裁回避、マネーロンダリングの検出を自動化することが次のフロンティアである。

同社は評価額を開示していないが、1回のエクイティラウンドで1億2000万ドルという調達額は、ブロックチェーン分析分野で資金調達が充実している企業の一角に位置づけられる。競合のChainalysisやTRM Labsも近年、9桁のラウンドを調達している。

時期と背景

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このラウンドは、暗号資産犯罪が改めて注目を集める中で行われた。米国、欧州、アジアの規制当局は、より厳格な本人確認(KYC)とマネーロンダリング防止(AML)規則を導入している。今月だけでも、金融活動作業部会(FATF)がバーチャル資産に関するガイダンスを更新した。Ellipticの技術は、企業がこうした要件に先んじて対応できるよう設計されている。

同社は2013年に設立され、今回のラウンドを含め、これまでに約2億2000万ドルを調達している。そのソフトウェアは世界中の約200社で利用されている。Ellipticは、この資金をチーム拡大と新オフィス開設にも充てる予定だが、具体的な場所は発表されていない。

Ellipticは、今年後半に更新されたAIコンプライアンス製品を投入する見込みだ。同社は正確なスケジュールを明らかにしていないが、プレッシャーはかかっている。規制当局の動きは速まっており、暗号資産業界の評判は依然として執行の正確さにかかっているからだ。