Circle Internet Groupは、IBMから約1,000件のブロックチェーン関連特許を取得したと、火曜日に発表した。この取引は暗号資産業界における知的財産権移転としては最大級のものであり、ステーブルコイン市場におけるCircleの地位を強化する。
特許の対象範囲
これらの特許は、分散型台帳インフラやスマートコントラクトシステムなど、幅広いブロックチェーン技術をカバーしている。Circleは具体的な特許の内容を明らかにしていないが、このポートフォリオにより、同社はこれまで特許訴訟が比較的少なかった分野で強力なIP防衛線を築くことになる。
Circleのステーブルコイン戦略
Circleは、時価総額で第2位のステーブルコインであるUSDCの発行体である。今回の特許取得により、同社は競合他社に対する技術的防御力を強化したり、ライセンス収入を得たりすることが可能になる。また、これはCircleが単なる日々の取引量だけでなく、長期的な知的財産戦略を重視していることを示している。
業界の背景
IBMは長年にわたりブロックチェーン特許を積極的に出願してきたが、今回の取引は暗号資産ネイティブ企業への特許ポートフォリオ移転としては過去最大級のものとなる。この動きは、デジタル資産業界の成熟に伴い、従来のテクノロジー大手が自社の特許を収益化し始めていることを示している。財務条件は非公開である。
本取引は、通常の規制当局の承認を経て、数ヶ月以内に完了する見込みである。Circleは、取得した特許を自社の既存技術スタックに統合すると述べている。




