ブロックチェーンを基盤としたギャンブルは、仮想通貨の下降トレンドをものともしなかった。TRM Labsは今週、2025年第1四半期のオンチェーンギャンブル取引量が140億ドルに達したと報告した。この数字は、仮想通貨資産価格と取引活動の広範な低迷にもかかわらず達成された。
レポートの数字
ブロックチェーン分析企業TRM Labsは、3月31日までの3ヶ月間におけるギャンブルプラットフォームに関連するオンチェーン取引を追跡した。140億ドルの総額は、EthereumやSolanaなどの公開ブロックチェーン上で処理された預金、賭け金、支払いをカバーしている。TRMのデータによると、これは過去四半期から大幅に増加しているが、同社は最新のリリースで正確な前年同期比を開示していない。
成長が際立つ理由
この急増は、仮想通貨市場が概して低迷していた時期に起きた。ビットコインは狭いレンジで推移し、DeFiの取引量は2024年末に見られたピークから後退していた。TRMは、オンチェーンギャンブルの回復力は、価格変動に動じない熱心なユーザーベース、あるいはプラットフォーム自体がトークン化された報酬や即時決済などのインセンティブを通じてプレイヤーの維持を改善したことを示唆していると指摘した。
規制圧力の高まり
報告書はまた、政策立案者にとっての懸念の高まりを浮き彫りにしている。取引量が増加するにつれて、ステーブルコイン発行者やギャンブルサイトはさらに厳しい監視に直面する可能性がある。マネーロンダリングリスク、消費者保護の欠陥、管轄権の問題がすべて含まれる。TRMは、多くのギャンブルプラットフォームが明確なライセンスなしで運営されており、仮想通貨の疑似匿名性を利用して監視を回避していると指摘した。EUと米国の規制当局はすでに同様のサービスを調査し始めており、新たなデータがこれらの取り組みを加速させる可能性がある。
今後の展開
TRMの調査結果は、今後数ヶ月のうちに金融情報機関やゲーム委員会の机に届く可能性が高い。一部の管轄区域では、ステーブルコイン発行者に対し、無認可のギャンブルアドレスへの取引をブロックするよう義務付ける規則を起草している。それが技術的な回避策に対応できるかどうかが未解決の課題であるが、現時点ではオンチェーンギャンブルは拡大を続けている。




