イタリア最大の銀行であるIntesa Sanpaoloは、第2四半期に暗号資産ETFポートフォリオで劇的な変化を見せた。同行はiShares Bitcoin Trust(IBIT)の保有を94%削減する一方、iShares Staked Ethereum Trust ETFのポジションを3倍に増やした。この動きにより、ビットコインETFの総保有額は6,930万ドルとなり、前四半期から35%減少した。
IBIT保有が94%削減
Intesa SanpaoloのIBIT保有は第2四半期に急落した。同行はポジションを94%削減しており、人気のスポットETFを通じたビットコインへの直接エクスポージャーを大幅に縮小したことを示している。当初の保有規模は明らかにされていないが、昨年この分野に参入したばかりの欧州の大手銀行にとって、この削減幅は際立っている。
ステーキング型イーサリアムETFが後押し
ビットコインが削減される一方で、イーサリアムのステーキングには信認が寄せられた。Intesa SanpaoloはiShares Staked Ethereum Trust ETFの保有を3倍に増やした。このファンドはイーサリアムへのエクスポージャーに加え、現在年率約3〜4%のステーキング報酬を提供する。同行の賭けは、ビットコインの価値保存の物語よりも、イーサリアムのプルーフ・オブ・ステークモデルに短期的な上昇余地があると見ていることを示唆している。
ビットコインETF総保有が35%減少
その結果、Intesa SanpaoloのビットコインETF総保有額は35%減の6,930万ドルとなった。これは第1四半期末に保有していた約1億600万ドルからの顕著な後退だ。同行はその理由についてコメントしていないが、この変化は純粋な価格エクスポージャーよりも利回りを生む暗号資産商品への戦略的転換を示している。他の機関投資家が追随するかどうかは、依然として未解決の問いである。




