ビットコインは水曜日、1カ月ぶりの高値から反落した。原油価格が6月以来初めて1バレル=85ドルを突破し、市場全体にインフレ懸念が再燃したためだ。この反落は、投資家が金や銀などの伝統的な安全資産に資金を移す中で起きており、ビットコイン自体には流入が見られるものの、アルトコインは取り残されている。
原油85ドル:インフレ懸念の再来
WTI原油は本日、1カ月以上ぶりの水準となる85ドルを超えた。エネルギーコストの急上昇は、年初に市場を動揺させたインフレのシナリオを再燃させている。原油高は運輸から製造業まであらゆる分野に影響を及ぼし、中央銀行の政策緩和を困難にする。暗号資産にとっては、リスクオフのムードが急速に広がる可能性があることを意味する。
ビットコインの反落
ビットコインは1カ月ぶりの高値に乗っていたが、原油の急騰で押し戻された。反落は数パーセントと劇的ではないが、タイミングは良くない。市場はすでに一連のまちまちな経済指標を受けて不安定だった。そこに原油高が加わり、トレーダーは上昇相場が行き過ぎだったのではないかと疑問視している。
安全資産への逃避
投資家はアルトコインではなく、金、銀、ビットコインへと資金を移している。これは明確なリスク回避の兆候だ。金と銀は古典的なインフレヘッジである。ビットコインはボラティリティが高いものの、こうした時期にはデジタル価値の保存手段としてますます扱われている。一方、アルトコインは売り浴びせられている。資金移動は顕著で、トップ2の暗号資産は持ちこたえているが、小型トークンは下落している。
今後数日で、ビットコインが踏みとどまるのか、それともインフレ懸念がさらに深まるのかが明らかになるだろう。原油価格が85ドルを超えた状態が長く続けば、広範な売りを引き起こすことが多い。原油がさらに上昇すれば、金や銀、そしておそらくビットコインにさらに資金が流入し、アルトコインは冷遇され続けると予想される。




