トランプ大統領は、米イラン合意が2~3日以内に署名される可能性があり、「非常に近い」「強力なものだ」と述べた。火曜日に行われたこの発言を受けて、原油価格は下落し、ビットコインは6万2000ドルを超えて新たな上昇を見せた。トレーダーは現在、核合意によって6万5000ドル以上への上昇が可能になると予想している。
ビットコイン、合意期待で上昇
ビットコインは水曜日、約6万2350ドルで取引されており、最近の安値である5万9500ドル付近から回復した。この動きは、トランプ大統領の発言と中東情勢の全体的な緩和に続くものだ。イランとイスラエルは攻撃を停止したと発表し、トランプ大統領はイスラエルのネタニヤフ首相に対し、軍事行動を継続すれば米国の支援が減少する可能性があると警告した。トレーダーは、米イラン合意が成立すればビットコインは6万5000ドルに向かう可能性があり、さらに買いが強まれば7万ドル以上への上昇もあり得ると見ている。
緊張緩和で原油下落
ロイター通信によると、ブレント原油は1バレル92.60ドル、WTIは89.10ドルに下落した。世界の石油・ガス流量の大部分を扱うホルムズ海峡は、いかなる合意においても中心的な位置を占める。同地域の緊張緩和は、さらに価格を冷やす可能性がある。原油の下落は、より広範なリスク選好ムードと相まって、暗号資産にとって追い風となっている。
まだ残る課題
主な未解決の問題には、制裁、核制限、長期的な安全保障、凍結資金、ホルムズ海峡を通る海運の将来が含まれる。トランプ大統領はこれまでにも近い将来の合意に期待を寄せたが実現せず、同様の課題で協議が停滞した経緯があるため、懐疑的な見方も残る。それでも、大統領の最新の発言はこれまでで最も明確なものだ。
現時点では、市場はポジティブな結果を織り込んでいる。今後数日以内に合意が署名されれば、ビットコインはすぐに6万5000ドルを試す可能性がある。もし協議が再び頓挫すれば、反落も同様に急速に進むだろう。




