ビットコインは土曜朝に7万8000ドルを下回り、取引セッション中の最安値7万7614ドルを記録した。米国とイスラエルがイランの施設への爆撃を再開するのではないかという懸念がトレーダーに売りを促した。この下落により、ビットコインの月間上昇分は消え去り、わずか1セッションで時価総額から400億ドル以上が消失した。
土曜朝の急落
この売りは週末の早い時間に発生し、仮想通貨市場は通常流動性が低く、値動きが加速しやすい時間帯だった。午前中にはビットコインは7万7800ドル近辺で取引され、金曜日の終値から約6%下落した。暗号資産市場全体もこれに追随し、主要なアルトコインは二桁の下落率を記録した。
地政学的な引き金
下落の要因は、米国とイスラエルがイランの核・軍事施設への空爆を再開する準備を進めているとの報道。トレーダーはこれが地域紛争に拡大する恐れがあると懸念している。このニュースはアジアの取引時間中に流れ、多くの投資家を不意を突いた。今月は回復の兆しを見せていた市場にとって、タイミングは最悪だ。
市場への影響
時価総額400億ドルの減少は、4月初旬以来の最大の1日損失となる。取引所全体でロングポジションの清算が発生したが、正確な数字はすぐには判明しなかった。この下落によりビットコインは50日移動平均線を下回り、トレーダーが注視する水準を割り込んだ。来週に売りが続くかどうかは、報じられた軍事行動が実際に発生するかどうかに大きく依存する。




