機関向けブロックチェーン「Canton Network」を手がけるDigital Assetは、3億5500万ドルの資金調達ラウンドを完了した。このラウンドはa16z cryptoが主導し、伝統的な金融業界の大手企業が多数参加した。
投資家の顔ぶれ
投資家のラインナップは、グローバル金融の名鑑のようだ。HSBC、Apollo、CME Group、BNPパリバ、ABNアムロ、ADIA(アブダビ投資庁)、S&P Global、Tradewebが参加。さらに20以上の機関投資家が加わった。銀行、資産運用会社、取引所、信用格付け機関にわたる参加の広がりは、Canton Networkの提案の影響力を示している。
Canton Networkとは
Digital Assetは、機関向け金融インフラに特化したブロックチェーン「Canton Network」を構築している。これは、異なる市場参加者を共有台帳で接続し、決済時間や運用上の摩擦を削減することを目的とする。同社は長年にわたりこの分野に取り組んできたが、今回のラウンドで大きな資金基盤を得た。
調達額3億5500万ドルと投資家の質は、大手機関がブロックチェーンの試験運用を超え、本番環境向けインフラに真剣に資金を投入し始めたことを示している。トップベンチャー企業であるa16z cryptoや、CME、HSBCなどの参加は、このコンセプトが主流に浸透したことを物語る。
Digital Assetは今週、このラウンドを発表した。2026年のブロックチェーンインフラ関連の資金調達としては最大級の一つである。




