新たに公開されたドラフト提案であるEIP-8363は、イーサリアムのコンセンサスレイヤー報酬を削減するものだ。その狙いは、ステーキング比率が50%に近づく中でステーキングを抑制することにある。しかし、批判派はこの提案が逆効果になる可能性があると主張している。
EIP-8363の提案内容
このドラフトは、ネットワークを保護するためにバリデーターが得る報酬を対象としている。そのインセンティブを減らすことで、著者らはステーキングプールの成長を鈍化させたいと考えている。イーサリアムのステーキング比率は着実に上昇しており、この提案はその傾向への直接的な対応である。
なぜ今なのか
ステーキング比率が50%に迫る中、コミュニティの一部では中央集権化のリスクを懸念する声がある。大規模なステーキングプールは、少数のプレイヤーに過大な影響力を与える可能性がある。この提案は、ステーキングの限界的な魅力を低下させることで、ネットワークの分散化を維持することを意図している。
反発の声
全員が賛成しているわけではない。批判派は、報酬削減が小規模なステーカーを遠ざけ、大手オペレーターだけが残る可能性があると指摘する。それは実際には権力の集中を招き、提案の意図とは逆の結果になる。議論は始まったばかりだ。




