東京証券取引所上場企業のEoleは、Hyperliquid(HYPE)を保有する初の日本上場企業となり、1,078トークンを1,008万円(平均価格1トークンあたり9,352.776円)で購入した。同社は8月末までに最大1億円相当のHYPEを追加購入する計画だ。この動きは、2025年10月に発表されたEoleのNeo Crypto Bank計画に関連しており、AIとスマートコントラクトを活用した低コスト・高速の決済システムを目指している。
太平洋を挟んで対照的な動き
Eoleが購入を進める一方、米国上場のHYPE ETFは7月15日以降、資金流入が全くなく、逆に7回の流出と3回の取引なしの日を記録し、投資家は約2,700万ドルを引き出した。これにより、米国HYPE ETFの合計運用資産(AUM)は7月6日の3億708万ドルから、流出後は2億5,238万ドルに減少した。また、大口トークン保有者もHYPEを取引所に移動させている。Multicoin Capitalは50万HYPE(約2,740万ドル相当)をCoinbase Primeに送金し、Selini Capitalに関連するウォレットは495,473 HYPE(約2,680万ドル相当)をOKXに移動させた。これらの2件の取引を合わせると632,473 HYPEとなる。
HYPE価格は圧力にさらされる
HYPEは木曜日に53.9ドルで取引され、過去30日間で19.4%下落——これは同期間におけるトップ20の暗号資産の中で最悪のパフォーマンスとなった。6月16日の史上最高値76ドル超からは29.8%低い水準であり、7月の一時的な70ドル超への上昇による利益も失われている。ETFや大口保有者からの売り圧力が追い打ちをかけている。
Eoleの暗号資産銀行構想
EoleのNeo Crypto Bank計画は、単にトークンを保有するだけではない。同社はAIとスマートコントラクトを活用し、従来の決済システムよりも安くて速い決済システムを構築したいと考えている。HYPEの購入はその第一歩であり、同社は8月まで積み増しを続けるとしている。この買い圧力が、米国ETFからの流出やMulticoin・Seliniの動きを相殺できるかは未知数だ。Eoleの購入期間は8月末までで、市場の注目が集まっている。




