チャートナード(ChartNerd)は、XRPの最近の反発が強気の罠(ブルトラップ)である可能性があると警告している。トークンは直近の安値から回復したものの、依然として長期下降トレンドにある。本稿執筆時点でXRPは約1.13ドルで取引されており、24時間で約4%、過去1週間で6%上昇しているが、1カ月前からは約2%下落している。2026年1月に20週と50週の指数平滑移動平均線(EMA)の間でデッドクロスが形成され、弱気優勢を示している。
デッドクロスと弱気優勢
このデッドクロスは単なるテクニカル上の注釈ではない。5月、XRPの戻り売りは20週EMAで失速し、価格は約1.35ドルから1.00ドル近くまで下落した。この動きにより、EMAがサポートではなくレジスタンスとして機能することが確認された。チャートナードは現在も同じパターンが進行していると見ている。トークンは上昇を試みているが、長期トレンドは依然として下降を示している。
注目すべき主要抵抗線
チャートナードは、20週EMAである1.29ドルと1.60ドルの2つの大きな抵抗線を指摘している。もしXRPが7月下旬から8月上旬にかけて1.60ドルまで上昇できれば、1.00ドル付近が局所的な底となる可能性がある。しかし、20週EMA(約1.29ドル)に到達できないか、そこで跳ね返されれば、1ドル割れが予想より早く訪れるかもしれない。最近の取引レンジは1.08ドルから1.14ドルの狭い範囲で、明確なブレイクアウトは起きていない。
まだブレイクアウトではない
チャートナードはブレイクアウトが起きたという主張を否定している。XRPは依然としてウェッジパターン内にあり、下降トレンドラインを下回っている。価格動向は反転ではなく、さらなる下落前の小休止のように見える。アナリストの警告は明確だ。「死んだ猫の跳ね返り(デッドキャットバウンス)をトレンド転換と誤解してはいけない」。
強気の反論
全員が弱気なわけではない。アナリストのEGRAG CRYPTOは、過去のパターンが繰り返されればXRPは最終的に1兆ドルの時価総額に達する可能性があると主張している。しかし、そのためには現在見られるよりもはるかに強い市場環境と需要が必要だ。現時点では、テクニカル指標の方がより明確なシグナルを発している。
今後数日が結果を左右するだろう。XRPが1.29ドルを突破できなければ、弱気相場が継続する。突破した場合、次の試金石は1.60ドルとなる。いずれにせよ、ウェッジは狭まっており、動きが近づいている。



