水曜日、イランが中東の米軍に対して奇襲攻撃を仕掛けたことを受け、原油価格が5%急騰した。米国とサウジアラビアは報復として、イラク国内のイラン連携武装勢力に対して共同攻撃を実施した。この緊張激化により、米国株先物はそれまでの上昇を帳消しにし、ビットコインも投資家が安全資産に資金を移す中で下落した。
原油急騰と市場の反応
ブレント原油は午後の取引で5%以上急騰し、数カ月ぶりの大幅な値動きとなった。この攻撃とその後の米・サウジによるイラクでの共同攻撃は、原油供給ルートを混乱させる可能性のある広範な地域紛争への懸念を高めた。米国株先物はそれまで小幅高だったが、このニュースを受けてマイナスに転じ、S&P500先物は約0.8%下落した。
ビットコインの下落
ビットコインは伝統的なリスク資産とともに下落し、当日は約2%値を下げた。この動きにより、週初からの上昇分は帳消しとなった。暗号資産トレーダーはビットコインをリスクオン資産と見なすことが多く、今回の突然の地政学的ショックにより、現金や金への逃避が引き起こされた。タイミングとしては、静かな7月を経て重要な水準を維持するのに苦戦していたBTCにとっては良くない。
市場は現在、イランの攻撃が一回限りのものか、それとも持続的な作戦の始まりかを見極めようとしている。米国とサウジアラビアの対応は、協調した軍事態勢を示唆している。暗号資産にとって当面の課題は、原油が上昇を続け株式市場が圧力にさらされた場合に、ビットコインが底値を固められるかどうかだ。まだ外交的な声明は出ておらず、取引終了まで取引量は高止まりすると予想される。




