F2Poolという主要なビットコインマイニングプールの共同創業者であるChun Wang氏が、SpaceXの初の有人火星飛行ミッションの最初のクルーとして選出されました。この2年間の惑星間フライバイミッションは地球-月系を脱出し、地球に戻る予定です。Wang氏は以前、SpaceXが運営する初の民間資金による地球の極を上空を飛行する有人ミッション「Fram2」を指揮しています。
ビットコインマイニングから深宇宙へ
Wang氏は宇宙愛好家というだけでなく、本格的な仮想通貨インフラを運営しています。F2Poolは現在、ネットワーク全体のハッシュレートの10.2%を制御しており、111.35 EH/sのハッシュレートで世界第3位にランクインしています。これはFoundry(303.84 EH/s)とAntPool(183 EH/s)に次ぐものです。また、Ethereumを含むプルーフ・オブ・ステークブロックチェーン向けの非カストディアルバリデーターであるStakefishも設立しています。Fram2での民間宇宙飛行士としての経験は、SpaceXの野心的なスケジュールに最適な人材であることを証明しています。
SpaceXのビットコイン保有状況
火星ミッションの発表に伴い、SpaceXが保有するビットコインも注目を集めています。6月12日の株式市場デビューを控え、同社がSECに提出したS-1届出書によると、3月31日時点で18,712ビットコインを保有していました。現行価格では約14.5億ドル相当ですが、これはコインあたり35,320ドルの原価ベースと比べて大幅に増加しています。この記事執筆時点ではビットコインは約77,300ドルで取引されていました。上場を控えた企業としては好都合なタイミングといえます。
火星への道
火星フライバイの前に、Wang氏はDennis氏とAkiko Tito氏と共にSpaceXの初の商業有人月周回飛行に参加します。この1週間の月周回飛行では、月面から200kmの距離まで接近します。火星ミッション自体は着陸なしのフライバイですが、地球-月系を脱出する初の有人ミッションとなる点が画期的です。Wang氏の経験とTito家の支援を考慮すると、この月飛行はより大規模な旅の予行練習とも言えます。次なる注目点はSECがSpaceXのIPOを承認し、ビットコインマイナーが火星の宇宙空間を乗り越えられるかどうかが世界の注目を集めることでしょう。


