火曜日、エビアンで開催中のG7サミットは2日目に入り、首脳陣は人工知能(AI)とデジタルセキュリティに集中した。多くのデジタル資産関係者が協議の議題に上がると予想していた仮想通貨は、この日の議題から顕著に外れていた。
AIとデジタルセキュリティが主役に
2日目のセッションは、AIの急速な発展と強固なデジタル防御の必要性を中心に展開された。首脳陣はAI安全基準に関する協力方法や、重要インフラをサイバー脅威から保護する方法について議論した。この焦点は、世界の主要経済国の間で、新興技術には協調した監視が必要だというコンセンサスが高まっていることを反映している。たとえそのコンセンサスがまだ仮想通貨には及んでいなくとも。
仮想通貨の不在が顕著に
火曜日にはデジタル資産に関する作業部会や本会議は予定されていなかった。これは、過去のG7会合で仮想通貨規制やステーブルコインが定期的な議題となっていたことからの変化である。この欠落は、取引所のライセンスや国境を越えたステーブルコインの流れに関する国際基準を推進してきた支持者を落胆させる可能性が高い。議題に組み込まれなかったことで、G7からの仮想通貨に関する共同声明は遅延したり、内容が薄まる可能性がある。
欠落は仮想通貨が完全に議論の対象外になったわけではない。財務担当者間のサイドミーティングは依然として行われる可能性がある。しかし、公式スケジュールはデジタル資産が今年の首脳陣の優先事項ではないことを示唆している。これにより、規制の協調枠組みへの勢いが鈍る可能性がある。業界は、米国やEUなどの法域が独自のルールを策定する中で、そのような枠組みを求めてきた。サミットは水曜日に閉幕し、気候変動と貿易の議論が中心になるとみられる。




