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Moonshot AI、GTC 2026で2.8兆パラメータのKimi K3モデルを発表

Moonshot AI、GTC 2026で2.8兆パラメータのKimi K3モデルを発表

Moonshot AIの創業者Yang Zhilin氏はGTC 2026で、2.8兆パラメータのオープンウェイトAIモデル「Kimi K3」を発表した。北京に拠点を置くこのスタートアップは、評価額200億ドル、資金調達額20億ドルを誇り、同モデルをOpenAIやAnthropicの製品と直接競合するものとして位置づけている。

Kimi K3の特長

Kimi K3はオープンウェイトモデルであり、開発者はそのパラメータにアクセスして修正できる。2.8兆パラメータという規模は、公開されているモデルの中でも最大級のものだ。Moonshot AIはトレーニングに使用した計算リソースやデータについて明らかにしていないが、その規模から多大な投資が行われたことがうかがえる。同社は標準ベンチマークで競争力のある性能を達成したと主張しているが、第三者による検証はまだ行われていない。

Moonshot AIの軌跡

2023年に設立されたMoonshot AIは、中国で最も資金調達に成功したAIスタートアップの一つとなった。20億ドルの資金は、AlibabaやSequoia Capital Chinaなどの投資家から調達された。200億ドルの評価額は、同社を世界有数の非公開AI企業に位置づけている。Kimi K3は、言語理解と推論に焦点を当てた以前のバージョンに続く、同社3番目の主要モデルである。

米国の巨人たちとの競争

現在、大規模言語モデルの分野ではOpenAIのGPT-4とAnthropicのClaude 3がリーダー的存在だ。Kimi K3は、規模とオープン性が重要な差別化要因となる市場に参入する。Moonshot AIは、オープンウェイトのアプローチにより、プロプライエタリAPIよりも制御性を求める開発者や研究者を引きつけることを狙っている。また、同社はエッジデバイス向けのより小型で効率的なバージョンもリリースする予定だ。

Yang Zhilin氏はGTCのプレゼンテーションでKimi K3の具体的なリリース日を明らかにしなかった。このモデルは今後数カ月以内にダウンロードおよびライセンス提供が可能になる見込みで、価格は未発表である。