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トランプ大統領、クラリティ法案の倫理条項に同意、上院採決への道が開ける

トランプ大統領、クラリティ法案の倫理条項に同意、上院採決への道が開ける

ドナルド・トランプ大統領は、数ヶ月にわたり停滞していた暗号資産市場構造法案「クラリティ法」に含まれる倫理条項に同意した。この譲歩により、大きな障害が取り除かれ、法案が上院での採決に向けて前進する道が開かれた。

倫理条項

この条項は、大統領、副大統領、連邦議会議員、その他の連邦政府高官が在任中にデジタル資産から利益を得ることを制限するものである。これは、議員や行政府が暗号資産を保有・取引するケースが増える中、利益相反への懸念に直接応えるものだ。

トランプ大統領の同意は当然ではなかった。同氏は暗号資産を公に取引しており、業界に好意的な発言をしてきた。しかし、2026年の中間選挙を控え、ホワイトハウスは若年層の有権者に支持される法案での成果を必要としていた。

クラリティ法は、暗号資産市場に連邦の枠組みを初めて提供する野心的な法案である。ビットコインやイーサリアムに限らず、どのデジタル資産が証券に該当するかを定義し、取引所の規制を定め、商品先物取引委員会(CFTC)の権限を拡大する。トランプ大統領が倫理条項を受け入れなければ、法案は上院で審議されることなく頓挫する可能性があった。

上院多数党院内総務のチャック・シューマー氏は、最終文書が提出され次第、採決を行う意向を示している。早ければ来週にも法案が提出される見通しだ。

今後の展開

法案がフィリバスター(議事妨害)を打破するには60票が必要である。支持派は超党派の賛成を得られると確信しているが、一部の上院議員は態度を保留している。下院は6月に類似の法案を可決しており、上院が通過させれば、両院協議会で差異を調整することになる。

上院は8月第1週にクラリティ法を審議する見込みである。