ビットコインのテクニカルセットアップ
日足の相対力指数(RSI)は65.56、その移動平均は61.89で、ともに強気圏にある。RSIは3か月前に売られ過ぎの水準を一時的に突き抜けて以来、途切れることなく上昇している。しかし歴史的に見ると、日足RSIが70を超えると、短期的な冷却局面が先行する。そのためトレーダーは、モメンタムが過熱することなくビットコインを82,036ドルの200日EMA抵抗線を突破させることができるかどうかを注視している。
今後のマクロのハードル
今週のデータカレンダーは重い。4月のCPIは火曜日に発表され、続いて水曜日にPPIとOPEC報告書、木曜日に小売売上高、金曜日に鉱工業生産が発表される。同じ金曜日にはジェローム・パウエルがFRB議長を退任する。2月の安値6万ドル近くからすでに35%上昇しているリスク資産にとって、タイミングは良くない。もしCPIが強い数字となれば、金利に敏感な市場を動揺させ、上昇相場の持続力が試される可能性がある。
トランプ氏のイラン発言、新たな制裁はなし
週末、ドナルド・トランプ氏はイランが交渉を47年間遅らせていると非難し、オバマ政権がテヘランに現金で17億ドルを送金したと主張した。新たな制裁や軍事措置は発表されなかった。これらの発言は即座に市場に影響を与えなかった。ビットコインの週末の上昇は、テクニカル要因とスポットETFへの新たな資金流入によるものであり、地政学によるものではない。
2月から価格動向を封じ込めてきた上昇チャネルは依然として維持されている。これが続けば、83,400ドルのフィボナッチ・プロジェクションが次の論理的な目標となる。未解決の疑問は、RSIが70を超えても売りを誘発しないかどうか、あるいは今週のマクロデータが先に一時停止




