Brantaは、自社のGuardrails認証システムをManna Walletと統合し、ビットコインユーザーが送金前に検証済みの加盟店詳細(ロゴや企業情報)を確認できるようにしました。この動きは、Manna WalletのCEOであるAdam Simecka氏が普及の妨げと指摘する「未知の送金先への不安」という課題に取り組むものです。
統合の仕組み
ユーザーがManna Walletでビットコイン支払い用のQRコードをスキャンすると、Branta Guardrailsが確認画面に加盟店の検証済み名称とロゴを表示します。この追加ステップにより、ユーザーは取引が実行される前に正しい相手に支払っていることを確認できます。このシステムは、オープンソースでプライバシー重視のゼロ知識証明を用いて、クライアントと加盟店間の接続を認証します。その際、ユーザーの支払いアドレスや請求書の詳細には一切アクセスしません。
Brantaによると、このアプローチは人為的ミスや中間者攻撃のリスクを軽減します。認証はサイドチャネルを通じて行われるため、QRコードが改ざんされていても、ユーザーは支払い承認前に実際の加盟店情報を確認できます。
加盟店の導入方法
加盟店は特別な統合を必要としません。Branta Guardrailsは既存のビットコイン請求プラットフォームを通じて機能し、BTCpay ServerのプラグインやZapriteの加盟店ツールから利用可能です。つまり、これらのサービスをすでに利用している店舗は、チェックアウトフローを再構築することなく、認証レイヤーを追加できます。
現在、Manna Walletと加盟店Arkadeによるライブデモが実施されています。ユーザーが互換性のあるQRコードをスキャンすると、支払い詳細が表示される前にArkadeのロゴと認証リンクが表示されます。
不安という問題
Simecka氏は、ビットコイン支払い時の不安が普及の主要な障壁であると述べています。ユーザーは、画面上のアドレスが実際に支払い先の企業のものかどうか、知る術がないことが多いと指摘。その不確実性が人々を躊躇させ、受取人が明確に表示されるクレジットカードへの固執を招いています。Brantaの統合は全てのリスクを排除するわけではありませんが、最も必要な瞬間にユーザーに追加の情報を提供します。
本システムは現在稼働中です。最新バージョンのManna Walletユーザーは実際に確認でき、既存のプラグイン基盤を通じてさらに多くの加盟店がサポートを追加する見込みです。




