ビットコインマイニング企業CleanSparkの株価は、2024年第1四半期の純損失が3億7830万ドルに達したと発表したことを受け、9%下落した。これは前年同期の1億3880万ドルから2倍以上に拡大している。同社は、ビットコイン保有による大幅な損失が赤字の原因だと説明した。
損失が拡大
2024年3月31日までの3カ月間、CleanSparkの純損失は3億7830万ドルとなり、2023年第1四半期の1億3880万ドルから急増した。同社は主因として「ビットコイン保有による大幅な損失」を挙げたが、具体的な減損額や実現損失額は明らかにしなかった。損失拡大は、ビットコイン価格が四半期中に大きく変動したことで、貸借対照表上に暗号資産を保有するマイニング企業が時価評価や減損処理を迫られたことに起因する。
ビットコインエクスポージャーの影響
CleanSparkは、多くの上場マイニング企業と同様に、採掘したビットコインの一部を保有している。この保有が、価格が同社に不利に動いた際に負債となった。同社は保有量や具体的な会計処理を開示しなかったが、その影響は純損失を前年比で2倍以上に拡大させるのに十分だった。この損失は、マイナーが採掘したコインを即座に売却しない場合に直面する変動性を浮き彫りにしている。一部の企業は同様の変動を避けるため生産量のより多くを売却する方向にシフトしているが、CleanSparkの戦略はエクスポージャーを残したままだった。
株価の反応
投資家はこの発表を受け、株価を当日に9%下落させて罰した。この下落により、CleanSparkの市場価値の一部が消失し、トレーダーは今年の残りの期間の期待値を修正した。9%の下落は、前年を大幅に上回る損失額に対する失望を反映している。CleanSparkの株価は、マイニングセクター全体の不確実性が高まる中ですでに圧力を受けていた。




