銀行のステーブルコイン取引処理を支援する企業であるYellow Cardは、新たな資金調達で4000万ドルを調達しました。このラウンドにより、同社の総調達額は創業10年で1億2000万ドル以上になりました。
資金の使途
この資金は、従来の銀行システムとステーブルコインネットワークを結ぶインフラ構築に充てられます。ステーブルコインは米ドルなどの資産に連動する暗号通貨で、銀行はより迅速で安価な決済のためにこれらを利用する動きを強めています。しかし、これらのデジタル資産を既存の銀行システムに統合するには、専門的な技術とコンプライアンスツールが必要です。Yellow Cardはその橋渡しを提供することを目指しています。
10年にわたる構築
Yellow Cardは2015年に設立されました。過去10年間で、総額1億2000万ドル以上を調達しています。今回の4000万ドルのラウンドは、アフリカ市場に注力してきた同社にとって重要な節目であり、現在はグローバルに展開を拡大しています。同社は銀行やその他の金融機関向けにステーブルコイン取引を処理し、決済から規制報告までを一貫して担当しています。
銀行でのステーブルコイン採用が進む
世界中の銀行がステーブルコインを試験的に導入しています。JPモルガンは独自のJPM Coinを持ち、他の機関も同様のプロジェクトを模索しています。しかし、多くの銀行はステーブルコインを大規模に発行・処理するためのインフラを欠いています。Yellow Cardのプラットフォームは、銀行が顧客にステーブルコインサービスを提供するためのターンキーソリューションを提供することで、そのギャップを埋めることを目指しています。
同社は今回のラウンドの投資家や評価額を明らかにしていません。Yellow Cardはこの資金をチーム拡大と製品開発の加速に使用する予定です。




