Zanoは5月22日、Lite Wallet Betaを公開し、デスクトップユーザーが通常の待ち時間なしにプライバシー重視のブロックチェーンを操作できるようにした。このウォレットはWindows、Mac、Linuxで利用可能で、フルノードのダウンロードを避け、より軽量な同期方式を採用している。これにより、ネットワークへのアクセスが容易になる可能性がある。
より軽量な同期方法
フルノードの同期には数時間かかり、ディスク容量を大量に消費する。ZanoのLite Wallet Betaは両方の問題を回避する。チェーン全体を取得する代わりに、リモートノードに接続し、ユーザーのウォレットに関連するデータのみを取得する。その結果、同期時間が大幅に短縮される。チームによると、ベータ版はフルノードの実行と比較してノード同期時間を大幅に削減するという。
まずはデスクトップから
現時点では、ベータ版はデスクトップ(Windows、Mac、Linux)に限定されている。これは、多くのユーザーがまだ独自のノードを実行しているプライバシーコインの中核ユーザー層をカバーしている。ウォレットはZanoの公式サイトから無料でダウンロードできる。モバイル版は発表されていないが、デスクトップベータ版は論理的な第一歩である。
プライバシーが重要な理由
Zanoの売りは、トランザクションをデフォルトで機密に保つブロックチェーンであることだ。これは、ソフトウェアが使いやすくなって初めて機能する。フルノードを必要としないウォレットは、技術的な負担なしにプライバシーを求める新規ユーザーへの障壁を下げる。タイミングも重要だ。プライバシーコインは一部の市場で規制の圧力に直面しているが、普及には使いやすいツールが不可欠である。
5月23日現在、Lite Wallet Betaは公開されており、誰でも試すことができる。Zanoはベータ版の終了時期や今後の展開については明らかにしていないが、現時点では、プライバシーをより手軽にするための具体的な一歩である。




