XRPは7月に約6.83%上昇し、月間としては過去最高のパフォーマンスを記録したが、依然として史上最高値から約72%低い1.09ドル付近で取引されている。アナリストのAsh Crypto氏によると、月間RSIは2020年3月のコロナショック時よりも売られ過ぎの水準にあるが、スポットETFを通じた機関投資家の需要はほぼ皆無だ。懐疑論者は、売られ過ぎの数値だけでは真のサイクル底を確認できないと主張している。
テクニカル分析:ガウスチャネルと薄い出来高
\nアナリストのChartNerdTA氏は、XRPが0.88ドル付近のガウスチャネル中央回帰バンドと相互作用していると指摘。このゾーンは過去に長期の accumulation range(蓄積レンジ)の前兆となったエリアだ。アナリストのCW氏によると、価格上昇中に建玉(OI)が減少したことは、新規買いではなくショートカバーやロスカットを示唆している。現在の水準での薄い売り出来高は売り手の確信度が低いことを示すが、買い圧力の欠如が上昇相場を脆弱にしている。
機関投資家の需要は依然低調
\nSoSoValueのデータによると、7月の17取引日のうち11日でスポットXRP ETFの純フローはゼロだった。取引所からの流出は大幅に鈍化しており、蓄積の勢いが弱まっていることを示唆する。ETF需要の弱さと流出鈍化の組み合わせは、テクニカル指標が売られ過ぎを示す中でも、市場がまだ新規資金を呼び込めていないことを示している。
8月は歴史的に横ばい、懐疑論続く
\n8月は歴史的にXRPにとって最もフラットな月であり、平均リターンはわずか0.43%だ。この季節的な逆風の中、アナリストは売られ過ぎの数値だけでは底を確認できないと警告する。懐疑論者は、持続的な回復にはマクロ環境、リップルに関する規制動向、そして真の買い圧力が必要だと主張している。
注目すべき重要水準
\n1.22ドルを3日連続で終値で上回れば、ブレイクアウトの可能性が高まる。1.01ドルを割り込めば、さらなる弱気相場への道が開かれる。XRPの時価総額が約680億ドル、日間取引高が12億ドルを超える中、今後数週間で7月の上昇が真の反転なのか、単なるデッドキャットバウンスなのかが試されることになる。




