日本は、早ければ2028年にも初の現物ビットコイン上場投資信託(ETF)の上場を認める可能性があると、関係筋が明らかにした。この時期は、現在起草中の一連の規制、商品、税制改革に依存する。承認されれば、このETFはアジアで最も暗号資産に積極的な経済圏の一つにとって大きな転機となる。これまで日本は現物ベースの商品を認めず、より厳格な監視を優先してきた。
なぜ2028年が最も早い目標なのか
2028年という日付は期限ではなく、現実的に商品が発売される最も早い時期である。規制当局は、暗号資産ETFの法的枠組みの更新、デジタル資産の保管基準の設定、発行者と投資家の両方に対する税制の見直しという3つの並行した作業に取り組んでいる。各作業には金融庁や財務省を含む複数の省庁が関与している。どの改革もまだ最終決定されていない。
保管基準の見直し
重要な課題は、基礎となるビットコインを安全に保管する方法である。日本の規制当局は、ETFスポンサーに適格なカストディアン(おそらく認可された暗号資産取引所やコールドストレージプロトコルを持つ信託銀行)の利用を義務付ける保管規則を検討している。目的は、過去の取引所ハッキングで見られたような損失を防ぐことだ。金融庁はまだその優先枠組みを公に詳細に説明していないが、業界関係者は今後12か月以内に草案が出ると予想している。
今後の展開
日本ではまだ現物ビットコインETFの正式な申請は行われていない。発行者が申請できる最も早い時期は、保管および商品に関する規則が最終決定された後(おそらく2027年後半または2028年初頭)である。それでも、金融庁は特定の商品を承認する必要がある。ETF株式のキャピタルゲインの扱いに影響を与える可能性のある税制改革は、政府の毎年の税制改正プロセスの一部となる見込みだ。これら3つの要素すべてが2028年までに整うかどうかは、依然として不透明である。




