上院銀行委員会は木曜日、15対9の投票でデジタル資産市場明確化法案(CLARITY Act)を可決した。この連邦暗号資産法案は、SECとCFTCの間で監督権限を分割し、取引所、ブローカー、カストディアンに登録、開示、コンプライアンス規則を課す主要な法案である。今後、本会議で採決される前に、農業委員会の関連法案と統合される予定だ。
賛成票と反対票の内訳
委員会の共和党員13名全員が法案を支持した。これに民主党のルーベン・ガジェゴ上院議員(アリゾナ州)とアンジェラ・オルソブルックス上院議員(メリーランド州)の2名が加わった。ランキングメンバーのエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)は反対の先頭に立ち、この法案は「業界が作成した」ものであり、証券法を弱体化させ、州の不正防止規則を先取りすると主張した。ラファエル・ワーノック上院議員(ジョージア州)は、トランプ大統領のデジタル資産関連事業に関連する倫理的問題を理由に反対票を投じた。
否決された修正案
委員会の民主党議員らは、国家安全保障を目的とした一連の修正案(ミキサー、ステーブルコイン、DeFiの不正資金対策)や、トランプ氏の暗号資産保有(World Liberty Financial)に関する倫理修正案を提出した。すべての修正案は、ガジェゴ氏とオルソブルックス氏が共和党と共に反対票を投じたため、11対13の党派別投票で否決された。
提案者のコメント
ティム・スコット委員長(サウスカロライナ州)は、この法案審議は暗号資産企業の「規制のグレーゾーン」を終わらせる転機になると述べた。長年暗号資産を支持してきたシンシア・ルミス上院議員(ワイオミング州)は、CLARITY法案をこれまで取り組んだ中で「最も難しい法案」と表現した。
今後の流れ
この法案は、上院農業委員会の別の暗号資産法案と並行して進められている。両法案は、本会議での採決前に統合される見込みだ。上院がバージョンを可決した場合、昨秋に異なるバージョンの法案を可決した下院との調整が必要となる。




