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Coinbase、定例アップデートでネットワークゲートウェイが破損し50分間の障害発生

Coinbase、定例アップデートでネットワークゲートウェイが破損し50分間の障害発生

Coinbaseは、定例のインフラストラクチャアップデート後に重要なネットワークゲートウェイが機能しなくなり、50分間の障害が発生した。この障害により、送金、デビットカード購入、オンチェーンサービスが利用できなくなった。また、同社の通常の復旧ツールも機能しなかった。

何が問題だったのか

問題は、取引所のインフラストラクチャに対する標準的なアップデート中に発生した。このアップデートにより、トラフィックをルーティングするネットワークゲートウェイが無効化された。そのゲートウェイがなければ、ユーザーは資金を移動したり、デビットカードで暗号資産を購入したり、オンチェーン機能を利用したりすることができなかった。Coinbaseは影響を受けたユーザー数を明らかにしていないが、50分間という時間から広範囲に影響が及んだことが示唆される。

復旧ツールも機能せず

Coinbaseのバックアップシステムは、このような事態が発生した場合に自動的に作動するはずだったが、それも機能しなかった。同社の障害報告書によると、通常の復旧ツールも障害時に作動しなかったという。そのため、エンジニアは手動でゲートウェイを修復する必要があり、復旧にほぼ50分を要した。このフェイルセーフの失敗は、Coinbaseのインフラの回復力に疑問を投げかけている。

障害報告書の内容

障害報告書の中で、Coinbaseはこの障害を定期アップデート中に発生したソフトウェアのバグに起因すると説明した。同社は具体的なソフトウェアや担当チームについては明らかにしなかった。バグによりゲートウェイが応答しなくなったと報告している。Coinbaseはすでに問題を修正し、再発防止のためアップデート手順を見直していると述べた。障害報告書には、影響を受けたユーザーへの補償や、追加の安全策のスケジュールについては言及されていない。

Coinbaseは過去にも同様の障害を経験している。2022年5月にはネットワーク接続の問題で約2時間のダウンが発生。2023年8月にも短時間の障害があった。そのたびにCoinbaseは障害報告書を公開し、改善を約束してきた。今回の障害は、これらの修正が根本的な脆弱性を完全には解決していないことを示している。

現時点では、Coinbaseの最新パッチが有効かどうか、ユーザーは待つしかない。同社は障害報告書に記載された以上の変更を発表していない。規制当局からもこの障害に関するコメントは出ていない。