テスラとスペースXに空売りを仕掛けていた投資家は、両社の株価下落により、S3パートナーズとオルテックス・テクノロジーズのデータによると、約200億ドルの含み益を得た。テスラの株価は木曜日に約15%下落し、319.69ドルで取引を終え、弱気の投資家の利益に大きく貢献した。
急落による含み益
200億ドルという数字は、空売りポジションの未実現利益を表しており、株価が低い水準にとどまる限り、その利益は帳簿上のものにとどまる。テスラだけでも、その日の急落により、この金額のかなりの部分を占めた。空売り業者は数ヶ月にわたり、この電気自動車メーカーの評価額がやがて修正されるとの見通しから、ポジションを積み上げてきていた。
スペースXは非公開企業だが、一部の投資家が同社の株式を売買するセカンダリーマーケット取引でも株価が下落した。S3パートナーズとオルテックス・テクノロジーズのデータは、これらの取引を追跡し、空売り残高と時価評価損益を推定している。
下落が大きく響いた理由
テスラの14.9%の急落は、木曜日に数十億ドルの時価総額を消失させた。この動きは、市場全体の不安と電気自動車の需要に対する具体的な懸念の中で起きたが、同社は新たなガイダンスを発表していない。株を借りて売却し、より安く買い戻すことで利益を得ようとする空売り業者は、株価が下落するにつれて、その賭けがすぐに報われた。
スペースXの場合、下落は非公開市場での評価額の見直しを反映しており、そこでは流動性が低く、価格変動がより顕著になる可能性がある。合計で約200億ドルの含み益は、両社の株価がいかに変動しやすくなっているかを示している。
数字の意味
含み益は、空売り業者が実際に株を買い戻してポジションを閉じるまで確定しない。株価が反発すれば、これらの利益は消え去る可能性がある。それでも、S3パートナーズとオルテックス・テクノロジーズのデータは、市場で最も注目されている2社に対する弱気の賭けの規模を垣間見せてくれる。
テスラは依然としてウォール街で最も空売りされている銘柄の一つであり、空売り残高は過去1年間で大きく変動している。同社の次回四半期決算報告は4月下旬に予定されており、強気派と弱気派の双方にとって重要な試金石となるだろう。




