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警察組合、CLARITY Actの開発者保護条項に反対—暗号犯罪への懸念を表明

警察組合、CLARITY Actの開発者保護条項に反対—暗号犯罪への懸念を表明

全米最大の警察組合であるNational Fraternal Order of Police(FOP)は、CLARITY Actの第604条に反対する立場を表明した。同条項は、検察当局が暗号資産関連犯罪を追跡するための重要な手段を奪うものだと主張している。今週、上院銀行委員会のTim Scott委員長とElizabeth Warren委員(ランキングメンバー)に送付した書簡の中で、FOP会長のPatrick Yoes氏は、開発者保護条項が法執行を妨げると述べた。マークアップは木曜日に予定されている。

主な不満点

第604条は、プライバシーツール、非管理型ウォレット、ミキシングソフトウェアなどを開発するオープンソース開発者が、ユーザーによるコードの利用方法を理由に資金移動業者に分類されるのを防ぐことを目的としている。FOPはデジタル資産の所有や取引そのものには反対していない。しかしYoes氏は、この免除規定は行き過ぎであり、開発者のツールが犯罪計画の中核となった場合でも、彼らを責任から逃れさせると主張。同組合は現行の法執行手段を維持するよう求めている。

法案支持者の主張

CLARITY Actの支持者(銀行委員会の共和党議員数名を含む)は、第604条はイノベーターを他者の行動に対する責任から守るためのものだと述べている。この条項がなければ、コードを開発する小規模チームが壊滅的な規制リスクに直面する可能性があると主張する。しかしFOPの書簡はその議論を覆し、暗号資産関連犯罪への監視が強まる中で、同条項が捜査官の手を縛る可能性があると警告している。

政治的見通し

上院銀行委員会の民主党議員は、CLARITY Actを支持する見込みはない。アナリストは、法案が党派的な投票で進むと予測している。一方、銀行業界団体はこの法案に対して別の不満を抱えている。彼らはステーブルコイン報酬条項に反対しており、これにより暗号資産企業が保険付き銀行から預金を引き出す可能性があると懸念している。これは別の争点である。

木曜日の予定

委員会のマークアップは5月21日に予定されている。CLARITY Actがこの関門を突破すれば、上院本会議に送られる。しかし、主要部分に対する超党派の反対を考えると、その行方は不透明である。