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ビットコイン、ショートスクイーズで8万3000ドルに到達、Wintermuteは「有機的ではない」と警告

ビットコイン、ショートスクイーズで8万3000ドルに到達、Wintermuteは「有機的ではない」と警告

今週、ビットコインは8万3000ドルまで急騰した後、反落し、現在は8万800ドル付近を維持しようとしている。マーケットメーカーのWintermuteは、この動きは実際の需要によるものではなく、ショートスクイーズであると指摘する。オープンインタレストは100億ドル増加したが、スポット出来高は2年ぶりの低水準に落ち込んだ。この組み合わせにより、トレーダーたちは上昇相場がどこまで続くのか疑問視している。

Wintermuteが警戒する理由

同社は、この急騰には有機的なサポートが欠けていると警告する。資金調達レートは依然としてショート優勢であり、さらなるスクイーズの余地がある。しかしWintermuteは、現在の動きに追随するのは魅力的ではないと警告している。ビットコインのRSIは買われ過ぎの領域にあり、価格急騰は流動性が薄い中で発生した。「現在、暗号資産は株式に牽引されている」とWintermuteは指摘し、CPIの強い数字やワーシュ移行をめぐる不確実性がすべてを頓挫させる可能性があると付け加えた。

ETFへの資金流入と供給減少

スクイーズが話題を独占しているが、構造的な追い風もある。ビットコインETFの流入額は今週6億2300万ドルに達し、モルガン・スタンレーのビットコインETFは初月で1億9400万ドルを集め、流出はゼロだった。一方、取引所の残高は7年ぶりの低水準にあり、蓄積が続いていることを示している。この供給不足は、ショートスクイーズが収束した後も価格を支える可能性がある。

勢いを止める可能性のある要因

現時点でビットコインは過去1か月で14%上昇している。しかし、この上昇相場は脆弱だ。Wintermuteはマクロリスクを指摘する。予想以上の強いCPIは株式市場を動揺させ、暗号資産が株式に連動しているため、その影響が波及するだろう。また、ワーシュ移行も未解決であり、政策の不確実性が金融環境を引き締める可能性がある。今後のCPI発表とFRBのコメントが真の試金石となるだろう。

ショートスクイーズが火をつけたが、スポット買い手が参入しなければ、上昇相場は急速に失速する可能性がある。